志村観行・旅する楽園・海座工房/blog &HP

contact •shimura-umiza@rx.tnc.ne.jp•怪獣、猛獣、草食獣、猛禽類、爬虫類、昆虫、様々な生物がひしめき合う水辺の様な器を作っている。楽園の器だ。そして楽園は旅をする。

12日に上京。 3回目、5月の個展に向けて美術書出版・求龍堂の応接室にて打ち合わせ。 今年100周年、壁面に広がる美の地層の一部を眺め、少々の発掘を愉しみ本題に入る。 背に受けた膨大な古書の圧が追い風に変われば戻る頃合い。 美の集積に携わるディレクタ…

小型LEDランタンを集めている自転車野郎、登山好きの次男の面白半分、半ば本気の提案を受けて小型LEDランタンスタンド的なモノを作ってみる。 上京時に持参。 どうなるものか半信半疑であったが、スイッチON、息子は満足、僕は結構マジになりそうだ。

所沢・カフェギャラリーformaにての作品展。 今年最後の展は、コーヒー、台湾茶を飲みながら走らずゆったりと過ごし、昨日帰宅。 、 日、月休廊 24日まで

ジュエリー作家・城戸依子さんとの出会いは90年代、銀座のギャラリーでの二人展。 京町家育ちの彼女は、その間取りそのもの。 慎ましい間口の向こうに、奥深で陰影濃くずしりと重い内面を抱えていた。 そんな彼女が生み出したブロンズの小さなオブジェ達は、…

今年、大丸・下関店内にあるデザインギャラリー卑弥呼から企画展出品依頼。 10月、12月の個展に挟まれ多くは無理と返答。 豆皿20点とDM用水差し1点のみで了承頂き初参加。 歴史ある港湾都市には興味がある。 港町は多様な文化が行き交いながら混ざり合い、都…

制作という長い旅を続けている旅人にとって十月はとても大切な時期である。 10代の頃、レイ・ブラッドベリをよく読んでいた。 おそらく、ダークユーモア、サイエンスファンタジー、ホラー、ミステリ世界の入口は10月にあると脳内に刷り込まれているに違いな…

依頼を受けていた「OIL by 美術手帖」に漸くの納品。マグ5点、盃6点、少数なれどその分密度は濃い。 ショップがあるのは渋谷パルコ2F「MODE&ART」のフロア。 嘗てはカウンターカルチャーの街。中でもコアな存在であったその場所に自作が置かれることは悪くな…

実店舗+オンラインも充実している北九州市「RHINES・ラインズ」から注文を受けていた豆皿を20–2枚を1年かかって漸く納品+酒器なども少々。 コロナ禍、最悪時期にスタートすればあとは上がるだけ。若いご夫婦の夢が広がるが如く店舗拡大し、この6月にリニュ…

午前、鎌倉より御夫妻が工房に。 杉田氏は、アートギャラリーのオーナー。 森美術館ショップを経て、ポーラ美術館ショップからの伊豆高原・海座工房へ。 ドイツのビンテージ陶器、Fat Lava(肥えた溶岩)のコレクターでもある彼は、僕の作品との好相性を熱く語…

在庫も残り少なくなり、20周年記念展に合わせて箱根・ポーラ美術館ミュージアムショップへ納品。 ここは、ショップの意向もあり得意とするダークサイドな作品を封印。毎回なんとかライトサイドっぽいものを選ぶことになる。 しかしそこは「光」溢れるポーラ…

三本柱に育ちつつあるDECOシリーズ。 数は少ないけれど活躍してくれる頼もしい奴らだ。 国内外で頂くコメントで多いのは、カッコイイ、cool ! 狙い通りの展開は次に進むモチベーションになる。 今回もエッジィな方々のハートに突き刺さり、高原から都市へと…

長らく廃墟状態だったテニスコート付きのコテージが更地になり、昨年キャビンも併設されたキャンプ場に生まれ変わった。 闇を照らす焚き火やランタン、テントがボンヤリ輝く光景は幻想的。 冬のウォーキングもその場を過ぎる時だけはなんだか暖かい。 そんな…

今年初の窯出し。 4月、青山・モルゲンロートでの個展に向けて久々のrétro豆台皿20枚。 1日2枚しか仕上げられないのだから、このアイテムは今回これが限度。

先日の大雪後、本業の窯より先の初かまど。 二連にしたくなり年明けにささっと改造する。 レンガを積み上げているだけなので変幻自在、これで湯沸かしとピザ焼きが同時進行できる。 同時進行と言えば、先代から大変お世話になっている足利・乾ギャラリーで酒…

森美術館ショップにて取扱い中の作品一部をオンラインでも販売再開。 森美術館オンラインショップ、アートのカテゴリーでご覧になれます。 www.mori.art.museum/ 、

森美術館ショップでの個展も無事終了。 ご覧になった方々には🙏感謝🙏 引き続き、ショップチョイスの作品30点余りを常設展示、もちろん販売も。 どうぞご覧下さい。

今年リニューアルして名称も変更、森美術館ショップにて6度目の個展。 森アーツセンターギャラリーで開催中の鬼滅の刃原画展効果も重なり連日賑わうショップ。 本来半数近くは海外客であり、その割合分の貢献をしていたが、2年続けて皆無。 しかし日本恋しの…

今回は、スカル柄がいつにも増して多い展となる。 「毒を以て毒を制す」 コロナ禍の終焉と憚ることなく酒を呑む生活の新たな始まりを、聖なる夜と大いなる晦日を目前に控えた東京で祈る。 されど厳粛な場には程遠い享楽の街。祈り方も様々。軽くなりさえすれ…

個展に向けて最終の素焼を待つドープな奴ら。 志村観行展、森美術館ショップ 11月26日〜12月12日

祭りは年に一度。 制作は、続けている限り常に収穫祭がやってくる。 、

久々の窯出しで、その一部を改めて眺める。 少々安堵も束の間、あと一度の窯焚きに向けて制作中。 森美術館ミュージアムショップにて個展。 11月26日から

本焼きを待つ悪っぽい面々 11月の個展に向けてヤル気満々

六本木ヒルズ、森美術館ミュージアムショップの作品とは別にオンライン限定作品を販売中。 現在は7点を残すのみ。 強弱を繰り返しながら移ろう季節。 最大級に不穏な夏を迎えてもアートは逞しく、淡々と歩を進める。 クリエイターの人生は持久戦そのものなの…

「空間を盛る器」 立体作品の用途を尋ねられた時は、当初からこう答えてきた。 揃えた掌を空間に差し出し受け止める感覚。 あなたの盛り付けた「美味なる空間」がこぼれ落ちないように、工芸家は、できるだけ大きく優しい柔らかな窪みを作る。 、 7月31日か…

緊急事態宣言も解除され、だいぶ遅ればせながら告知。 六本木ヒルズ・森美術館の各施設が6月1日にリニューアルオープン。直前に、MORI ART MUSEUM SHOP へ納品&11月個展の打ち合わせ。 コロナ禍は承知のうえ。オリンピックが有ろうが無かろうが、そんなこと…

大阪には今まで不思議と縁が無かったが、思いもよらない形でギャラリー海野と出会う。 陶芸家が創り出す作品達も道が無ければ歩き出すことはできない。 ブルドーザーの如きギャラリスト、海野氏は、創り出す様々な道が滑走路にまで及ぶ情熱溢れる人物だ。 既…

美術出版社・求龍堂のオンラインストア、カテゴリー「アート作品」にて豆皿販売開始。 本当に少数であるが、志村作品的ダークなヤツばかり。 興味ある方は入口へどうぞ🤲 、 https://www.kyuryudo.co.jp 、

北九州市のライフスタイルショップ「RHINES」に器を納品。 「あなた」と「もの」を繋ぐいくつもの線「ラインズ」と自作品は昨年から繋がり始め、今ではrétro角プレートの図柄の様に。 オンラインショップでも取扱い中! http://www.on-rhines.com

DECOシリーズは第3のシリーズとして大切に育ててきたもの。 今回の個展でも同様、ライフスタイルも含め、お洒落で自由度高く「買う」という行為をする方々の言葉「カッコいい」が創作に勇気を与える。 借りもののアートを材料にレトリックを駆使する「評論家…

麻布十番、ギャラリー・ラリューシュにて

精密機械加工会社の三代目、技術者の大松氏がご夫妻で来廊。パティオ十番広場、欅の新緑眩しい日曜午後。 初めてお会いするものの、既に多くの自作品達は自宅と会社事務所にて、コレクションされたアートやビンテージグッズと共に暮らしている。 先端産業と…