自作品の強みは、癖のあるエスニックな味わいが幸いしてか海外勢の受けが良いこと。
海外客が完全復活した六本木ヒルズ内の森美術館ショップから在庫減少に伴い追加納品依頼。
もっとも、エキセントリックな作品に惹かれる個性強き日本の方々の存在あってこその「今」ではあるが。
個展を控えて最終、2回目の窯出し。
無事焼き上がりを確認して、漸く気持ちは27日に向かう。
酒、食、釣り、戦、優雅や野蛮を時代に刻みつけてきた作家、開高 健の代表作の一つ「輝ける闇」はベトナム戦争従軍取材体験を元に書かれた小説だ。
歴史とは人類そのもの。闇の世界のノンフィクションに終わりはない。
その時代の一部を切り取り、作家はフィクションとして表現した。
希望と絶望が混ざり合い、揺らぐ灯の様な人間は、現在も変わらず続く闇と共に生きている。
アートができることは補うために照らすこと。
ランタンの薄明かりの下、ノートを開き、ペンを手に取り明日の予定を書き込むことができるように。
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https://www.kyuryudo.co.jp/html/page107.html
在廊日 27.28.2.3.4 日
5月27日からの個展まで1ヶ月
前回焼き上がった作品を個々に撮影する
最終窯焚きの作品制作リミットはあと6日間。
漸く終わり
小型LEDランタンを集めている自転車野郎、登山好きの次男の面白半分、半ば本気の提案を受けて小型LEDランタンスタンド的なモノを作ってみる。 上京時に持参。
どうなるものか半信半疑であったが、スイッチON、息子は満足、僕は結構マジになりそうだ。