志村観行・旅する楽園・海座工房/blog &HP

contact •shimura-umiza@rx.tnc.ne.jp•怪獣、猛獣、草食獣、猛禽類、爬虫類、昆虫、様々な生物がひしめき合う水辺の様な器を作っている。楽園の器だ。そして楽園は旅をする。

 

二年振り、千葉・久留里、カフェ郷里にある「蔵のギャラリー奏風」にて作品展。

世界はどうあれ、年中巣ごもり状態。リゾートの緑に囲まれ仕事漬け。この地特有な自然光景を眺めながらのウォーキングが息抜きだ。

世代が代わり、手入れもしない別荘はやがて朽ちるが、植物は勢いを増し、廃墟を飾る。

湧き上がる濃緑。夥しい丸い暗赤色。ヤマモモと重なる向こう側に朽ちて傾くログハウスの焦げ茶。憂いを帯びた重い配色を眺めながら、明るい主の顔を思い出した。それでも、歩いているのだから過ぎてゆく。

夏リゾートの色彩は、心持ち次第で如何様にも変化する。

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初日は在店します。