二年振り、千葉・久留里、カフェ郷里にある「蔵のギャラリー奏風」にて作品展。
世界はどうあれ、年中巣ごもり状態。リゾートの緑に囲まれ仕事漬け。この地特有な自然光景を眺めながらのウォーキングが息抜きだ。
世代が代わり、手入れもしない別荘はやがて朽ちるが、植物は勢いを増し、廃墟を飾る。
湧き上がる濃緑。夥しい丸い暗赤色。ヤマモモと重なる向こう側に朽ちて傾くログハウスの焦げ茶。憂いを帯びた重い配色を眺めながら、明るい主の顔を思い出した。それでも、歩いているのだから過ぎてゆく。
夏リゾートの色彩は、心持ち次第で如何様にも変化する。
初日は在店します。