志村観行・旅する楽園・海座工房/blog &HP

contact •shimura-umiza@rx.tnc.ne.jp•怪獣、猛獣、草食獣、猛禽類、爬虫類、昆虫、様々な生物がひしめき合う水辺の様な器を作っている。楽園の器だ。そして楽園は旅をする。

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ディープ下北沢のメキシコ雑貨店・nifu nifaで出会った、天使が刻まれたランプ。店主曰く、樹脂素材が主流の今、ガラスものは珍しいとか。クリアな無垢のフォルムが、赤・青・紫と点滅する様は、神聖と世俗の混交。迷える人心を導く宗教の輝きとは、このよう…

以前、盃用の箱を作るために、海岸に打ち上げられた板材を集めていたことがある。下田・白浜にて砂に埋もれながらも主張していたその板材の朽ち加減は、跪くほどに荘厳。時を経て、壁掛け棚として蘇る。 カーネリアンを組み込んだ鉛板と9世紀、イスラム・ガ…

各ショップで定番人気アイテムの豆皿。在庫充実のために仕事をするのは味気ない。そこで過去4回『豆皿百趣』タイトルで、主にカフェの壁面を使った展を企画してきた。今回は そごう千葉。百貨店では初。年々柄の種類は増えていくが、安定して実力を発揮する…

西荻窪のアンティークショップ・North Westで出会ったビンテージデスクランプ。材質は陶磁器。ミッドセンチュリーなフォルムと、その中心に腰掛ける黒人女性の組み合わせは、エキゾでエキセントリック。そこを意図したデザインは、僕の手法と共通する。朽ち…