2020-07-06 ■ 蔵のギャラリー敷地内、カフェ郷里で食事中のこと。別席の男性が近づき、タブレットで猫屋典膳のブログ・リハビリのメソッドを開いた。 それは、長年僕の作品を追い続けている編集者でコレクターA氏が、リハビリにアート探訪を絡めた記録。内容に興味を抱いた初老の男性をギャラリーに案内する。 通常、個展を開催していれば、作品は目的地なのだが、どうやら彼にとってはA氏に繋がる橋であるようだ。渡れたのだから表情は晴れやか。 もっとも、懸け橋は美しい虹でなければこうはならない。