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旅する楽園・海座工房

怪獣、猛獣、草食獣、猛禽類、爬虫類、昆虫、様々な生物がひしめき合う水辺の様な器を作っている。楽園の器だ。そして楽園は旅をする。

2015年のクリスマスから4日が過ぎて、20年前のイブを思い出す。遠い過去の話しではあるが、モノツクリにとって、そこにまつわる記憶はどれだけ時が経とうが、現在進行形の大切な経験である。・・・1995年のクリスマスイブに一冊の洋書が送られて来た。窓やドア、それに付随する壁面を題材にしたJeffrey Becomの写真集『COLOR』 送り主の名に覚えはなかった。それは以前、丸善で出会ったものの予算不足で諦め、その後再会することもなかった本。絵画の収集家である神田育ちの男性は、その街の陶器屋で僕の作品と出会っていた。色彩に心を奪われ、その作品世界に共通する一冊を古書店で探したという。以来、個展会場で戴く心に突き刺さる美術本は、五百冊近くになる。同時に、彼のもとに渡った作品は数知れず。物心共に支えられて来た。そんな出会いから2年後の個展。一人の女性から、あなたの作品は、パラジャーノフの色彩を思い出すと言われた。実は、その数ヶ月前、件の男性、廣瀬氏からソビエト(現ロシア)の映像作家・セルゲイ・パラジャーノフのVHS『ざくろの色』を贈られていた。

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