クリスマスイブから大晦日まで、都会の喧噪只中での作品展。いらした方々に感謝。人々が休息を求めて訪れるリゾート地、伊豆で日々仕事をする僕にとって都会こそが休息の地。会話し、酒を呑み、街を巡る体験は創造の源になる。とは言え大半を過ごす伊豆高原。鳥のさえずりがビビッドに響く静寂にランダムな雑木林に囲まれたタイトでピンポイントな日常。ゴミステーションへの往復は数少ない社会活動の一つ。カタカナが無闇に飛び交うこのアンバランスな生活は、僕の表現スタイルの要素となる。大きく括れば都市と田舎、東洋と西洋。そしてこの不均衡は、心のバランスを保にはなくてはならないもの。だから美が生まれる。
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