今年6月の話。奇妙な形の植物を収めたい、という福永さんの希望で初めて植木鉢なるものを作ってみた。花の様にカラフルな作風ゆえに、花を挿す入れ物には不向きだと思っていたのだが、彼女は僕の作品を、転がる石の様に扱ってくれる。考えてみれば、鉱物が原料の焼物は、地球のかけら。植物は、地球の産毛のようなもの。大地の一部であることに変わりはない。つまり、どんなシチュエーションも『有り』ということだ。・『fringe』の白い部屋。味付けがブラックな陶作品。そんな世界が共存できること。まさにLOVE&PEACEな空間になっていた。
Flower Pot 王と豚 植物を伝い、口もとから滴り落ちる水に幸いを感じた方々のもとへ。
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