志村観行・旅する楽園・海座工房/blog &HP

contact •shimura-umiza@rx.tnc.ne.jp•怪獣、猛獣、草食獣、猛禽類、爬虫類、昆虫、様々な生物がひしめき合う水辺の様な器を作っている。楽園の器だ。そして楽園は旅をする。

お世話になっている大阪、ギャラリー海野のオーナー、海野氏から大阪美術倶楽部で5月2、3、4日に開催される大美現代作家新作展への出品依頼。 小品、盃5点が限界ということで理解いただき参加。 「現代作家新作展」などと、展示環境を想像するだけで、なんだ…

在庫も少なくなり久々に森美術館ショップへ納品。 自分も手持ちがあまりなく、少数であるが仕方ない。 他所の企画展が続き、毎年開催してきたショップでの個展ができないでいるだけに常設は重要だ。 当然の如く海外客は多いが、インバウンドの恩恵などと受動…

京都にあるロバート・イエリン・やきものギャラリーとのお付き合いは16年になる。 自作品の理解者として重要なギャラリストであるRobert Yellin 氏が僕に希望する作品はジャパニーズ置物。ロボット、大黒天、恵比寿神、招き猫、富士山、龍、力士、他様々な日…

アートギャラリー、上野・「みんなのギャラリー」にてビンテージ陶器+志村観行展 12月のKOGEI Art Fair Kanazawa 2023 から引き続き、場所を移して同企画で開催。 金沢で旅立った作品を除いて、ロボット、招き猫、大黒・恵比寿酒注器、盃2点の計5点と数は少…

個展前日の夕方にRHINES到着。 展示はほぼ終わり、テーブルランプの灯りに照らされた作品達はリラックス状態。 自宅の居間も夜は同様なので、作者にとっても最高の居心地だ。 志村観行展 12月2日〜10日 北九州市、ラインズ 12月11日よりオンライン展開催中❗️…

北九州市、RHINESのコンセプトは「あなた」と「もの」を繋ぐ「いくつもの線」 出会いから生まれる線は、もっと先のどこかへ続く。 そのラインに導かれたかの様な作品展。九州地方は初。 2020年、実店舗とオンラインをオープンしたRHINES。当時20代後半の山口…

昨年から頼まれていたバケツマグを表参道にあるCIBONEに納品。さらにここから最終目的地はCIBONE•brooklyn 同行したディレクターの今川氏は、黒澤映画に出てくる野武士の如き風貌に出で立ちはヒップホッパー 的な。 日本とアメリカを行き来する彼の最大の武…

自作品の強みは、癖のあるエスニックな味わいが幸いしてか海外勢の受けが良いこと。 海外客が完全復活した六本木ヒルズ内の森美術館ショップから在庫減少に伴い追加納品依頼。 もっとも、エキセントリックな作品に惹かれる個性強き日本の方々の存在あってこ…

百年を生き続ける美術書籍出版・求龍堂。 ギャラリー・ラ・リューシュのオーナーは、美術界の生き証人。 でも、広大な背景を背負っているのに、とても軽やかに歩いている。 一方、来廊者は、お洒落な今世代の工芸、アート好き。 僕の作品達は現在進行形の幸…

個展を控えて最終、2回目の窯出し。 無事焼き上がりを確認して、漸く気持ちは27日に向かう。

酒、食、釣り、戦、優雅や野蛮を時代に刻みつけてきた作家、開高 健の代表作の一つ「輝ける闇」はベトナム戦争従軍取材体験を元に書かれた小説だ。 歴史とは人類そのもの。闇の世界のノンフィクションに終わりはない。 その時代の一部を切り取り、作家はフィ…

5月27日からの個展まで1ヶ月 前回焼き上がった作品を個々に撮影する 最終窯焚きの作品制作リミットはあと6日間。 漸く終わり

12日に上京。 3回目、5月の個展に向けて美術書出版・求龍堂の応接室にて打ち合わせ。 今年100周年、壁面に広がる美の地層の一部を眺め、少々の発掘を愉しみ本題に入る。 背に受けた膨大な古書の圧が追い風に変われば戻る頃合い。 美の集積に携わるディレクタ…

小型LEDランタンを集めている自転車野郎、登山好きの次男の面白半分、半ば本気の提案を受けて小型LEDランタンスタンド的なモノを作ってみる。 上京時に持参。 どうなるものか半信半疑であったが、スイッチON、息子は満足、僕は結構マジになりそうだ。

所沢・カフェギャラリーformaにての作品展。 今年最後の展は、コーヒー、台湾茶を飲みながら走らずゆったりと過ごし、昨日帰宅。 、 日、月休廊 24日まで

ジュエリー作家・城戸依子さんとの出会いは90年代、銀座のギャラリーでの二人展。 京町家育ちの彼女は、その間取りそのもの。 慎ましい間口の向こうに、奥深で陰影濃くずしりと重い内面を抱えていた。 そんな彼女が生み出したブロンズの小さなオブジェ達は、…

今年、大丸・下関店内にあるデザインギャラリー卑弥呼から企画展出品依頼。 10月、12月の個展に挟まれ多くは無理と返答。 豆皿20点とDM用水差し1点のみで了承頂き初参加。 歴史ある港湾都市には興味がある。 港町は多様な文化が行き交いながら混ざり合い、都…

制作という長い旅を続けている旅人にとって十月はとても大切な時期である。 10代の頃、レイ・ブラッドベリをよく読んでいた。 おそらく、ダークユーモア、サイエンスファンタジー、ホラー、ミステリ世界の入口は10月にあると脳内に刷り込まれているに違いな…

依頼を受けていた「OIL by 美術手帖」に漸くの納品。マグ5点、盃6点、少数なれどその分密度は濃い。 ショップがあるのは渋谷パルコ2F「MODE&ART」のフロア。 嘗てはカウンターカルチャーの街。中でもコアな存在であったその場所に自作が置かれることは悪くな…

実店舗+オンラインも充実している北九州市「RHINES・ラインズ」から注文を受けていた豆皿を20–2枚を1年かかって漸く納品+酒器なども少々。 コロナ禍、最悪時期にスタートすればあとは上がるだけ。若いご夫婦の夢が広がるが如く店舗拡大し、この6月にリニュ…

午前、鎌倉より御夫妻が工房に。 杉田氏は、アートギャラリーのオーナー。 森美術館ショップを経て、ポーラ美術館ショップからの伊豆高原・海座工房へ。 ドイツのビンテージ陶器、Fat Lava(肥えた溶岩)のコレクターでもある彼は、僕の作品との好相性を熱く語…

在庫も残り少なくなり、20周年記念展に合わせて箱根・ポーラ美術館ミュージアムショップへ納品。 ここは、ショップの意向もあり得意とするダークサイドな作品を封印。毎回なんとかライトサイドっぽいものを選ぶことになる。 しかしそこは「光」溢れるポーラ…

三本柱に育ちつつあるDECOシリーズ。 数は少ないけれど活躍してくれる頼もしい奴らだ。 国内外で頂くコメントで多いのは、カッコイイ、cool ! 狙い通りの展開は次に進むモチベーションになる。 今回もエッジィな方々のハートに突き刺さり、高原から都市へと…

長らく廃墟状態だったテニスコート付きのコテージが更地になり、昨年キャビンも併設されたキャンプ場に生まれ変わった。 闇を照らす焚き火やランタン、テントがボンヤリ輝く光景は幻想的。 冬のウォーキングもその場を過ぎる時だけはなんだか暖かい。 そんな…

今年初の窯出し。 4月、青山・モルゲンロートでの個展に向けて久々のrétro豆台皿20枚。 1日2枚しか仕上げられないのだから、このアイテムは今回これが限度。

先日の大雪後、本業の窯より先の初かまど。 二連にしたくなり年明けにささっと改造する。 レンガを積み上げているだけなので変幻自在、これで湯沸かしとピザ焼きが同時進行できる。 同時進行と言えば、先代から大変お世話になっている足利・乾ギャラリーで酒…

森美術館ショップにて取扱い中の作品一部をオンラインでも販売再開。 森美術館オンラインショップ、アートのカテゴリーでご覧になれます。 www.mori.art.museum/ 、

森美術館ショップでの個展も無事終了。 ご覧になった方々には🙏感謝🙏 引き続き、ショップチョイスの作品30点余りを常設展示、もちろん販売も。 どうぞご覧下さい。

今年リニューアルして名称も変更、森美術館ショップにて6度目の個展。 森アーツセンターギャラリーで開催中の鬼滅の刃原画展効果も重なり連日賑わうショップ。 本来半数近くは海外客であり、その割合分の貢献をしていたが、2年続けて皆無。 しかし日本恋しの…

今回は、スカル柄がいつにも増して多い展となる。 「毒を以て毒を制す」 コロナ禍の終焉と憚ることなく酒を呑む生活の新たな始まりを、聖なる夜と大いなる晦日を目前に控えた東京で祈る。 されど厳粛な場には程遠い享楽の街。祈り方も様々。軽くなりさえすれ…