旅する楽園・海座工房

怪獣、猛獣、草食獣、猛禽類、爬虫類、昆虫、様々な生物がひしめき合う水辺の様な器を作っている。楽園の器だ。そして楽園は旅をする。

西荻窪の骨董屋で大黒様の置き時計に出会った。

ということで、恵比寿時計が出来上がる。

大黒時計は、未だ文字盤の配置を思案中。

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エミール・ガレ 自然の蒐集 展』開催中の箱根・ポーラ美術館・ミュージアムショップに常設補充の納品。美術館のカラーもあり、ワルキャラのスカルやメッセージ性があるカタカナなどの文字入り柄はNG。ということで、ギリギリも含めた優等生キャラを選ぶことになる。しかし、いたるところでブラックコメディが演じられているこの世界。優等生のマスクであろうと、外せば誰もが善悪見分けのつかないスカル顔。

必要になるのは、眼窩の暗闇に表れる情動を理解する感受性なのだ。

そういえば『黄金バット』が高らかに潔く笑いながら悪人を倒し続けたことを思い出した。

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フランスの作家、ジュール・ヴェルヌの空想科学小説『海底二万里』は子供の頃の愛読書。過去の読書体験は、デザインに反映されることがある。

潜水艦ノーチラス号を襲う巨大タコやマッコウクジラとの攻防が、曖昧な記憶の中で混ざり合い、いつの間にか大王イカとクジラの戦いになっていた。

京都・Robert Yellin Yakimono Gallery を通じてイタリアの男性がFBで観た海洋冒険バケツマグを3点オーダー。デザインを手直しして漸く出来上がり、彼の地に到着。惜しくもフランスの隣国ではあったが、示唆に富む刺激的な出会いである。

ミラノ』に住んでいる男性は『ネモ船長の末裔』だと空想すれば、北海の大渦に呑まれたノーチラス号は、僕の記憶の中で潜行を続ける。

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年に一度、地元、伊豆高原で『ゆる〜い』作品展を夢見て昨年に続き開催。

『ドクロ』に理解ある店主。首都圏から訪れる多彩な常連客。人気に左右されるリゾート地にあって、変わらぬ姿勢を貫くJazz Cafe Butter Note。

徒歩で大室高原バス停へ。昼をカフェで過ごした後は、大室山行きのバスに乗り、程よいところで途中下車。あとは溶岩台地の雑木林を抜けるだけ。景色は歩く速度で流れてゆくが、意識は小径を駆け下りる。

始まれば初日を楽しみ、それで終わり。『ゆる〜く』開催、未だ夢のうち。

家路につきながら仕事場へ向かうのだから仕方がない。

クヌギやコナラが芽吹くまであともう少し。

海はまだよく見えている。

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常設で取り扱われている六本木ヒルズ・Art&Design  Store  へ先週納品。

豆皿、盃、注器、この黄金のトライアングルは今のところ揺るぎないが、それだけでは面白くもない。ヒール覚悟で割って入る個性派もあるからこその『モノツクリ』

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2月、妻が一年おきに地元ギャラリー、草の花で開催する陶雛と器の展。毎度のことながら女性達の雛人形に対する思い入れには感心する。盛況のうちに終了。

僕の解釈ではあるが、雛人形とは、『雅』が『ヒトガタ』となって具現化されたもの。そこに『カワイイDoll』は存在しない。品格漂う桃の花と共に、繰り返す季節の彩りとして、様々な家族の歴史の一部になってゆく。

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自作品が異国へ向かうための港になっている京都・Robert Yellin Yakimono Galleryへ縁起物三者降臨。この先、いずれの国へと渡り、厳かに鎮座するかは、神のみぞ知る。

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