愛を込めて使う器
器から受け取る愛
この厄介な世界で必要なのは
愛しい器で心を盛ること
西荻窪・ガレリア青猫にて恒例の一人一点展示、正月グループ展
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ギャラリーオーナー福井さんの多彩な仲間達が日々訪れる『モルゲンロート』に12月15日・夕、音楽家達が集結。70年代『はっぴいえんど』と共に日本語ロックの先駆者『はちみつぱい』のベーシスト・和田博巳さんやモダンルーツ音楽のミュージシャン&神楽・伝承音楽研究の三上敏視さん、そしてジャズに始まりジャンルの枠を超えてプレーするテナーサックスの森 英記さん。閉廊後、彼らに従い総勢7人で青山の居酒屋へ。
百戦錬磨のプレーヤー達がゆるりと繰り出す音楽談義は、心地良いグルーヴに変わる。身も心も揺れながら、あの時代を懐かしむように和田さんが呟いた。
『志村さんの ラヴ&ピースマグ には身震いしたな。』
少し遅れてきた世代の僕にとって、仕事場の神棚に捧げたい言葉であった。
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南青山での2人展。テーマは縁起物。青山の地に作品が並ぶのは、意外なことに初。
ギャラリーの名は、『morgenrot』モルゲンロート。『朝焼け』を意味するドイツ語で、登山用語でもあるらしい。一方、イタリア語の古語で『虹』を意味する三島のショップギャラリー『 iri』イーリ。お世話になっている店主の花島さんとmorgenrotのオーナー福井さんの繋がりのおかげで青山初登場となった。
道行の背には鮮やかな『morgenrot』 程よく照らす道筋。
青い山の頂に立つ頃には、晴れ渡る心に『iri』が掛かる。
山の天気は移ろいやすいが、12月の『朝焼け』は10日間続く。
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在廊日・13、14、15、16、17
2017年・12月13日〜24日 13時から19時 最終日17時まで
月曜・火曜休廊
港区南青山3丁目4−7 第7SYビル1F
TEL:050−3740ー0628
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10月に新宿高島屋で開催された『いけばな小原流』展。今年のテーマは『秋の宇宙』あきのそら。圧倒的な植物のボリュームと訪れる客で会場は『カオスの宇宙』・今回、講師として活躍されている幹部の白石さんが、六本木ヒルズA/Dストアでの作品展で選んだスカル柄のスープマグ2点に、小原流東京支部が所持している自作品を加えて小宇宙『八千草』の形成に携わってくれた。『秋の宇宙』に小さく輝く惑星群であったが、いずれ恒星として存在を発揮することがあれば面白いことになる。もちろん花が主役は変わらないが、鑑賞者にとっては『連星』『重星』を眺めるようなもの。
アシモフの短編SF『夜来たる』の中に出てくる惑星では6つの太陽が輝き、2000年に1度くる夜を待つ。『うつわ』と『いけばな』の関係もこのように永く奥深いが、物語同様、夜が訪れては困るのだ。
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カメレオンは、非常に飼育の難しい生き物だ。また荒俣宏の著書『世界大博物図鑑・第3巻・両生、爬虫類』にこんな記述がある。・・・18世紀に入り、変化に富み人を考えさせる材料に事欠かず、謎の多い動物であったカメレオンを『賢者の愉しみ』と例えた。・・・自作品もこのような存在でありたいもの。となれば求める者は当然『賢者』となる。飼育の難しい『焼き物』は、生かすも殺すも賢者の方々の創意次第。とても愉しい作業になるだろう。
そんな平和なやり取りに幸福を感じる生き物達は、謎多き海洋、大地について考える。カメレオンは惑星に形を変えた。しかし残念なことに今のところ、舌の上に暮らしていることも気づかない『愚者の愉しみ』となっている。
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7月にリニューアルオープンした代々木上原・ギャラリーYORI にての個展。
在廊日・7・8・13・14・15・17
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