志村観行・旅する楽園・海座工房/blog &HP

contact •shimura-umiza@rx.tnc.ne.jp•怪獣、猛獣、草食獣、猛禽類、爬虫類、昆虫、様々な生物がひしめき合う水辺の様な器を作っている。楽園の器だ。そして楽園は旅をする。

森アーツセンターギャラリーで7月18日から始まる『週間少年ジャンプ展VOL.1』そこにかぶる形で企画されたのは、サブカルチャーの影響色濃い『卓上のトリックスター達』と訪れる客の相性を考えてのこと。以前、『ONE PIECE展』を観に来た女性が、ショップ常設のドクロ柄作品と運命の出会いをしてくれた。その一方、死生観を反映させた作品は、ディープ過ぎるゆえに人を選ぶことになる。『カワイイ』『優しい』好きの女性は近寄ることもないが、幸い『ジャンプ展』に足を運ぶ人はいる。登場するトリックスターは、地球も破壊しかねない危険な奴らだ。

僕の作品など『カワイイ』ものに思えてくる。 はず。

 

六本木ヒルズ アート&デザインストア  A/Dスペースにて

7月7日から30日まで

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アメリカン・ヴィンテージ、ベークライト素材のインダストリアル・クランプライトとアフリカ・ガボン共和国、コタ族の仮面像とMatch Box Plate。リビングに点在するステージの一つ。深夜、大陸からやってきた『モノ達』に囲まれる自作品を眺めながらスイッチoffにする幸せ。

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上京のおりによく訪れる下北沢のヴィンテージショップ『Time Machine』。様々な時代の個性的な照明器具が揃う店だ。その日は、ポーランドで買い付けたベークライト素材のデスクランプが到着したばかり。レジ周りの空きスペースに無雑作に置かれていた。

東欧の街のどこか。大戦を経てなお生き残り現在に至ったこの不思議なデザインのデスクランプ。極東のアトリエは深夜。厳かにスイッチON。その光は時を遡り世界を再現する。

ドクロ花 Match Box Plate な夜

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キリマンジャロの麓に広がる大平原に、夢見るような珈琲豆の雨が降る。

そんなことはおかまい無しの弱肉強食 図

幸福と不幸、美と醜悪、慈愛と無慈悲、信頼と裏切り、平穏と厄災、富裕と貧困

世界の清濁併せ呑む スープマグ

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主に美術書や写真集を出版している京都の光村推古書院。4月27日発行の『東京うつわさんぽ』に自作品掲載。嬉しいのは、若い作家達との共載。好きな渋谷で例えると、NHKホール公開ライブの『うたコン』で懐メロ歌うより、『今』であり続けたいならクラブクアトロあたりで対バンライブが当たり前。ついでにそこでのライブが評価され、渋谷タワレコ取り扱いなら最高だ。当然ジャンルはオルタナティヴ・セラミックス。

『東京うつわさんぽ』は、コースを外れてその先にある角を曲がることをお勧めしたい。むしろ僕はそこに居る。

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モンクのアルバム名をサブタイトルとした伊豆高原ジャズカフェ・バターノートでの作品展初日。ある男性が訪れた。伊東とイタリアを仕事で往き来しながら、伊豆高原にはピアノを弾きにやってくる、店の常連。DM作品の Oasis Piano Skull を眺めながら、ローマにある教会の「カタコンベ』へと話題は広がる。モンクの曲は流れていない午後の始まりだったが、Misterioso な色彩が胸に刺さり心が揺れた男性は、ジャズ・カルテット図スープマグを手に取った。 

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サブタイトルの『Misterioso』 セロニアス・モンクのアルバム名から拝借。意味は『神秘的な』 洋楽好きだがジャズでは新参者。モンクを語るのはまだ早い。

村上春樹はこう表現する。『モンクの音楽は頑固で優しく、知的に偏屈で、理由はよくわからないけれど、出てくるものはみんなすごく正しかった。』

モノツクリは、このようにありたいものだ。

都市から距離をおく林の中のリゾートで、18年の間ライブとメニューに拘り続けるジャズカフェ・バターノートは、店主共々地元住人から支持される『正しいジャズカフェ』である。そんな空間に自作を並べる。

伊豆高原の陶芸家として、この選択は間違い無く正しい。

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