2003年、都美術館で開催『大英博物館の至宝展』にて限定販売された『ルイス島のチェス駒』 あの頃、美術品レプリカやフィギュア製作で知られる海洋堂の、秋葉原・ラジオ会館内直営店にはよく出入りしていたが、チェス駒は至宝展のみ。さらには会場内にて販売の巧妙な仕掛けに、不本意ながら観覧者の大行列に加わることに。秋葉原や中野ブロードウェイに棲息する奇妙な奴らを探しはするが、コレクションし整然と並べ、眺めることは好きではない。あくまでもインテリア素材として活用するものだ。
標本箱の底板の一部を抜き、陶芸材料のシャモット(砂)を入れ、チェス駒を並べる。底板に鉛板を取り付け、再度はめ込み、壁掛け仕様にして出来上がり。
居間の所々に出現するエキセントリックな世界を眺めながら、本業のための構想を練る。その作業、名付けて『夜間楽園道行』
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